最近ウクレレが行方不明になってショックなかがりんです。
そういえばしばらくネット上の媒体で近況報告やらしてなくて、実際に会えてない人には伝えれてないこともあるかもなーと思い、最近どんな感じかをかるーく書いてみます
千葉県いすみ市の地域おこし協力隊になりました
これがとても大きい変化かも。
去年、実家がある大阪を飛び出て東京で働く中で、いすみに行く機会が多くなり、ついに移住して地域おこしとして働き始めることになりました。
あとでもう少し詳しく書きますが、どこか生きにくさを感じる現代社会のシステムの構造や、心の科学であるインナーテクノロジーといった分野のことを学んでいく中で、
自分がどうしたいのか、どう在りたいのか
を考えた結果、いすみ市の地域おこし協力隊としてチャレンジすることがとてもしっくりきたので、この選択肢を選び取ることにしました。
というわけで、現在いすみに住んでいます。
規模の経済から、小さな経済圏へ
世の中には不思議で面白いことがたくさんあって、ワクワクする対象はたっくさんあるんですが、今ワクワクしていて、地域おこしの仕事としてもチャレンジしていること。
それが、小商いです。
「大きなものに依存する暮らし」から、「小さな経済圏で生きる暮らし」へのシフトを、いすみに根付き始めている「小商いの文化」を活かして実現していこう、というのが僕のチャレンジです。
今、ほとんどの人は消費に依存して生きています。普段食べている野菜、調味料、お菓子、着ている服、電化製品、住んでいる家、使っている電気、ガス、水道などなど…。
しかも、それらがどのように作られて、運ばれて来ているのかはよくわからない。ブラックボックスになっていて、「買う」という選択肢以外はほとんど見えない。
いや、「全部自分で作れ!」なんていうつもりは全くないし、つくるのがいい、消費するのが悪いというつもりでもないんだけど、無条件に、それが当たり前かのようにいつの間にか消費に依存する生き方を選んでいて、その選択に自由や意図を持ててないことが問題だなぁと思うんです。
そして、生活に必要なあらゆるものを買うためにお金が必要になる。
結局、お金を稼ぐためにやりたくないことだったり、達成感という名のドーパミン(脳内麻薬)に走らされている人が多いような気がするんですよね。
全く同じことをしても楽しい人と楽しくない人がいるように、働きかたにも正解や不正解なんてないとは思うんですけど、自由と意図を持ってその選択をできているようには見えなくて。
でも、「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか!」って言いたくなるような社会の構造になってしまっているのが現状なんですよね。
これからのチャレンジ
ここからが僕のチャレンジです。
これから、どんな地域像を目指していくのかについて。
いすみにいるそれぞれのライフスタイルである「個」というレイヤーと、いすみの中の文化という「地域」の2つのレイヤーに分けて見ていきます。
余白のある暮らしのオープンソース化
いすみにいる人たちそれぞれのライフスタイルに、どういう変化を生んでいくかについて。
「オープンソース」というのは、料理で例えると、必要な食材や調理方法といったレシピを無償公開して、誰でも同じものを作ったり、改良したり、再配布したりすることができるようにするというような意味です。
つまり、「週3で働いてあとは家族と過ごす」だったり、「農業しながらたまに小商いして、あとは好きなことしていきていく」みたいな暮らしを実現するためのメソッドやサポートを誰でも真似できるレベルに一般化して、オープンにしたいと思っています。
こういう生き方に憧れる人って結構いると思うんですよね。
というか、僕自身がそうです。
こういった暮らしにワクワクする人にメソッドを公開して、できる限りのサポートをして、徐々に余白のある暮らしを実践する人を増やしていきたいと思っています。
暮らしに余白がないと、心の余白をつくるのは難しいです。
心の余白の大きさで、道端の花を見たときに、ご飯を食べたときに、音楽を聴いたときにどう感じるかは全然違うものになります。
感じ方が違うと、自分がどんな行動を選択するかも大きく変わります。
大げさじゃなく、人生が変わると思います。
どんなにお金がある人生よりも、どんなに権力がある人生よりも、余白がある人生に僕は憧れるんですよね。
大きい話になっちゃいましたね(笑)
僕はこんな暮らしを選びとれる環境をととのえていこうと思っています。
まずは僕自身がこの暮らしを実践するところから。進めていきます。
「スーパーじゃなくて友達から買う」をメジャーなものに
コンビニやスーパー、マック、amazon、etc…今僕らが選んでいる消費先って、便利なんだけど、お金の流れを大きな目で見たときに、地域から都会や海外に流れ出てしまっている。例えると「穴の開いたバケツ」状態なんですよね。
この便利さを急に手放すのは本当に大変で難しいことだし、無理して我慢するのはワクワクしない。
でも、これらの消費の選択を楽しく変えることができるのがマルシェや小商いじゃないかと思うんです。
作り手と買い手が和気あいあいと話をして、その中で作り手だからこそ伝えられる商品への想いやストーリーがあって。しかも間に業者が入っているわけじゃないから「仲介料」はかからず、いいものがいい価格で買えたりする。
こうやってマルシェを通して、少しずつ「大きな企業」から「近所の友達」へとお金の流れる先を地域単位でシフトしていくことがすごく重要でいい流れを生み出すんじゃないかとワクワクしています。
今日は書き疲れたのでこんな感じで。具体的に何をしてるかはそのうちまた書くかもしれません。
とりあえずの近況報告とチャレンジでした!