ハロー!スマホのホーム画面やタスク管理を整理して気持ちがスッキリしているかがりんです。
最近「マインドフルネス」の波が来ている
最近「マインドフルネス」がじわじわと流行ってきていますね。
google,Facebook,yahooなどの企業研修でマインドフルネス瞑想を取り入れていたり、世界の最先端技術が集まる場であるCESの主役がメンタルヘルスだったり、瞑想分野のユニコーンスタートアップがすごい額の資金調達をして話題になったり。
現在の市場規模は1200億円にも昇ると言われています。
僕が以前働いていたIT企業でも瞑想部屋がありました。
これまで相容れなかったビジネスの分野と、スピリチュアル的な分野を繋ぐキーワードだなぁと感じています。
とうとう「効率化」という波が「人の心」という領域に入っているところなのかな。
そのプロセスの中で、「そもそもこんなに効率化する必要あるっけ?」と問い直すような流れになっていくことを個人的には期待しています。
少し脱線しちゃうけれど、「瞑想」という言葉だと少し怪しさを感じるけれど、「マインドフルネス」だと新しいテクノロジーとして脳が認識する感覚がある。
瞑想→宗教→オウムとか→怪しい、危険!!
という回路が無意識的にはたらくのかも。
事件当時生まれていない僕ですらそうなのだから、当時を覚えている世代の人はもっと強烈なんだろうなぁ。
それほどまでに強烈なインパクトがあったんだと思う。
そんな背景がある日本では「マインドフルネス」というワードを使うことがポイントなのかもなどと思いました。
以上、ちょっと脱線しちゃいましたね。
ビジネスにおける「マインドフルネス」が含んでいることとそうでないこと
現在、ビジネスの文脈で語られる「マインドフルネス」は、集中力の向上やその持続力の増加、ストレス低減、仕事の効率向上などの効果を得るためのツールとして紹介されることが多いと感じています。
しかし、様々な場所でマインドフルネスに触れたり、実践してきた中で、ただ「瞑想をすればいろんな効果が得られる」というにはあまりにも安易すぎるんじゃないかと思うんです。
というのも、本来の「マインドフルネス」はブッダの教えの中の一部であり、その中の「瞑想」の部分だけを、意図や背景も理解せずに表面上だけ行うことで効果が得られるとは思えません。
厳密な科学的根拠を示した実験の被験者は僧侶であることが多いです。(マーケティングのための根拠が乏しい研究も多いらしい)
行為としては瞑想だけを切り取っていても、その奥にあるものまでは切り取れていないんじゃないかなぁ。どんな実験なのか詳しくは知らないけれど。
この「マインドフルネスの波」に乗っかって、お金を作るための表面的な瞑想法が一人歩きしているような気もします。
とはいえ、「ブッダの教え」なんて難しそうな勉強をしなくてもマインドフルネスは体験できます。
目の前にマインドフルネスなるものが現れた時、それが何を含んでいて、何を含んでいないのか、考えてみてください。
僕は、マインドフルネスはツールではなくて道なんだと思います。
表現を変えると、「在り方」とか「生き方」になるのかな。
それにしても、ブッダって、現実離れしていてつくられた物語のような印象があるけれど、それが事実であったと評価され、歴史の教科書に載ってる。
冷静に考えるとすごい気がする。
ネイティブのテクノロジーもしかり、西洋的な科学的根拠を超えたところでのテクノロジーは、実は先人がすでに通っているのかもしれない。
人生を色鮮やかにするマインドフルネス
現代の社会の中で、私たちの意識はあっちこっちを行ったり来たりしています。
次の予定、SNS、ネットの記事、将来の計画、昨日の嫌だった出来事、仕事の納期、テレビのCM、、、
通勤中も、ご飯を食べている時も、会話をしているときも、僕らの意識は過去や未来に飛びまくっています。
マインドフルネスは超簡単にいえば、「今、ここに気づく」ということです。
これだけで世界は鮮やかになります。
通勤中に道端に咲いている花の美しさに気づいたり、ご飯の美味しさに気づいたり。
これを実践するだけで全く同じ一日を過ごしても、その日をどう感じるかは全く違うものになるんじゃないかなぁ。
でも、やってみたらわかると思うけれど、これを日常で実践し続けることはとっても難しい。
どうしたらいいんだ!
イベントへのお誘い
ここでイベントの紹介です。笑
いや、本当になかなかない機会なんで、純粋に紹介させてください。参加者が何人増えても僕の元にお金は入りません。笑
年に一度、世界中の「プラムヴィレッジ」という僧院から、僧侶の方達が日本に来てくれます。
その中若者向けにボランティアで、マインドフルネスについて一緒に実践したり、教わる「wake up!」というイベントがあります。
その機会が4/27に東京であります
参加費はなんと1000円+ドネーション。
市場規模1200億円とは思えない価格設定ですね。笑
リアルなマインドフルネスに触れられる機会、そうそうあるものではないので、タイミングがある人はオススメです。部分参加もOKみたいです。
マインドフルネスに興味がある友人がいたら誘ってあげてください。
詳細は以下にて。