日記

生活インフラ自給のススメ

どうもこんばんは。日米FTA条約のことを知って不安が大きいいまここです。

不安と怒りと諦めが混ざり合っている感じ。

自分の中にあまりスペースがないから、あまり考えないようにしています…。

 

それはそうと、今朝からの台風15号がすごかった。

昨年の関西を襲った台風21号と同規模の台風だと聞いて、事前にあれこれ対策していました。

僕は実家が大阪なので、昨年の被害が結構な衝撃だったのでよく覚えていて…。

慣れ親しんだ景色や建物が荒れ果てた写真や映像を見たときはびっくりしたなぁ。

 

そんなわけで、工房や家の飛びそうなものを片付け、

もちろん雨戸はしっかり締めて、

もし色々飛んできても大丈夫な場所に車を移動し、

電気が止まっても大丈夫なように電子機器類を充電し、

最悪車で充電できるようにガソリンを入れ、

灯りを確保できるようにソーラーランタンを準備し、

水が止まってもいいようにミネラルウォーターを準備して、

もし電気復旧まで時間がかかっても大丈夫なようにお風呂に水を貯めました。

めっちゃ準備したんだけど、ラッキーなことに僕が住んでる地域は停電は起きませんでした。すぐ近くでは停電している箇所もあったので、ほんとラッキーだった。

駐車場の屋根は家の裏の田んぼまで飛んで行っちゃったけど。

いざ災害が来る!というのを体験して思ったのが、

僕らがいかに電気に依存しているか

ということ。

 

結構知らない人も多いかもしれないけれど、水道も電気を使ってそれぞれの家まできています。

水道施設が電気ポンプを使って水を送っているんです。

災害のために発電機を用意しているので、復旧まで時間のかからない場合は発電機でやり過ごせたりもするんですが、震災などで道路がされたりして燃料の確保が難しい場合は、電気がないと水もストップしてしまいます。

水道が止まるということは、水圧を利用して流しているトイレも機能しなくなる。

つまり、電気が止まると

水が飲めない

ウンチを流せない

暗闇を照らせない

外の人と連絡を取れない

食品を保存できない(冷蔵庫もダメになる)

エアコンなどで暑さを凌げない

という状態に。

かがりん
かがりん
さらに焚き火が法律違反だったりするよね

台風の後でもいつもと同じように活動している虫や動物を見て(彼らは彼らで打撃を受けているかもしれないけれど)、人間はなんて弱い生き物なんだろうと思いました。

 

電気というエネルギーから快適さを生み出す方法を知って、

どんどん楽で快適な方へと電気に依存する暮らしになっている。

 

依存すればするほど、急にそれがなくなった時のインパクトが大きくなる。

多分、100年前なら停電しようと今ほどのインパクトはなかったはず。

 

そして、今の電気の大部分を支えているのは化石燃料

化石燃料は地球の資源で、生成されるまでにすごい年月を必要とするもの。

年々消費量は増えていて、

年々化石燃料を入手するために必要な化石燃料の量も増え続けている。

 

いつかその期限がやってくるのは明白。

その期限が来た時、人間がつくったあらゆるシステムが崩壊し、秩序のないカオスな世界になるんじゃないかと思います。

 

まぁ、その話は一旦置いておいて、今回のように停電しても、暮らしを続けていけるくらいのインフラは自分で確保しておきたいなーと身を以て思ったんです。

都会にいた時に比べたら大分ましだけど、まだまだ今の僕の暮らしも送られてくる電気に依存している部分が大きいなーと再確認したので。

 

具体的にいうと、

スマホやPCを充電できること

夜に活動するのに十分な灯りを点けられること

飲み水を用意できること

食品を保存できること

トイレにいけること

火を点けられること

これくらいできたら、ある程度は不自由なく過ごせるかな。

 

そんで、これくらいならできる。

簡単なソーラー発電システムと、

雨水利用システムと、

ソーラーフードドライヤーと、(乾かして保存する)

コンポストトイレと、

焚き火か、ロケットストーブか、ソーラークッカー

薪がない可能性も考えるとソーラークッカーが素敵か。

 

これくらいの備えがあれば、災害が来てもある程度自立できる暮らしができるな〜。

この生活インフラを自給するシステムをワークショップにしたり、キットにしたり、受託して施工したりをしていきたいなーと、漠然と思っているところ。

まずはソーラー発電システムから、ゆるゆると進めていきまーす。