日記

生きづらい現代社会の構造と、「しあわせの経済」へのシフト

どうも。今晩すごい台風が直撃すると聞いて少しドキドキしています。

先日、高校の同級生が会いに来てくれて、いすみの好きな場所を巡ったり、お互いのこれからについて話したりしました。

彼にも僕にも共通しているのが、この息苦しい現代社会の中でなんとか楽しく豊かに暮らしていけないかと必死にもがいている若者だということ。

価値観を共有できる、大事な友人だと改めて思いました。

多くの若者が諦める今の社会の構造

中学、高校、大学の頃の友達とは、今の価値観を共有しきれない部分も多くて。

でも、彼と話している中で思ったことが、


別に誰も悪くないし、誰も間違ってる訳ではない
ということ。

それぞれが本当に望んでいる訳ではない選択を選びとってしまう構造がこの社会の中にあるんだなぁと思いました。

高校の同級生の中には、当時仲が良かった子でも、今の価値観についてあまりにもギャップが大きくなってしまい、これからの人生についてだったりの真面目な話をすることを僕が諦めてしまっている部分もあります。

当時の話をしたり、同級生が今何をしているのかを話したり、バカな話をしたり、それはそれで楽しいんだけれど、

「これからの人生について」という希望あふれるテーマを友人と話すことも好きなので、それができない残念さもあります。

22歳という若さで将来について諦めてしまっている友人の多いこと。

 

「俺はもう一生働き続けるんやろなぁ」
「仕事行きたくない」
「お前はすごいなぁ。俺にはできひんわ。」

こんな言葉を聞くたびに胸が苦しくなります。

将来に希望を持てない裏には、常につきまとっている様々な不安があるように思います。

抱えている多額の奨学金という借金。

お金がないと暮らしていけないという怖れ。

高度経済成長、終身雇用制度の中で生きてきた親世代の価値観によるプレッシャー。

様々な怖れに動かされて、仕方なく、週5日は自分の人生を会社に捧げ、
残りの週2日を自分の人生として生きるという生き方を選んでいるんじゃないかと思います。

「まぁ、やりがいもあるし。」と自分に言い聞かせるようにして。

もちろん、会社勤めでも本当に楽しんでいる人もたくさんいると思います。会社勤めを否定している訳ではないし、会社勤めだからこそ得られる安心や気楽さもある。

でも自分の知っている中に一定数、こういった怖れからの選択をせざるを得ない若者がいることも事実です。

生き方に正しいも間違いもない。

だからこそ、周りの目や社会に用意された道など、全部一旦手放してみて、フラットにした上で

自分とっての豊かさとは何か?

 

を問い直して、自分の歩む道を選んでほしいと思います。

 

僕は今の人生という道に自信を持って歩いているけれど、もちろん不安もあります。

もしかしたらこの先すっごい大変な目にあうかもしれない。

けど、そんな未来の不安の為に「今」を犠牲にはしたくない。

豊かさを追い求めて、この社会の中で足掻いてやろうと思います。

そして、こんな僕の存在が、どこかの誰かを後押しできたら、と思っています。

豊かさを追い求める仲間へのお誘い

「しあわせの経済」というムーブメントがあります。

僕らが感じている社会の息苦しさ、生きづらさの根幹であるグローバル経済に警報を鳴らし、

「グローバルからローカルへ」という方向転換を世界規模で進めようとしているムーブメントです。

漠然と感じていた生きづらさや世界で起きている様々な深刻な問題、これらすべての根幹にあるのがグローバル経済という構造だということが、

ソーヤー海くんの話やヘレナ・ノーバーグホッジさんの本「ローカルフューチャー」を読む中で見えて来ました。

その「しあわせの経済」の国際フォーラムが11月9日、10日に行われます。

多分、僕が知る限りこの文脈で日本で一番盛り上がっているフォーラムじゃないかな。

世界で活動しているアクティビストも来るし、若者から主婦まで、多種多様なバックグラウンドを持ちながらも、

「しあわせな社会の中で生きたい」という志のもとに集まって来るんじゃないかと思います。

日常生活の中では「この生きづらさを感じているのは自分一人なのかな」と心細くなってしまうかもしれないけれど、ここに来ればきっと素敵な仲間たちと出会うことができると思う。

11月の9日と10日に、横浜にて開催されます。僕も行くつもり。

ぜひ来てみてね。

 

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